ホタルをそだてよう③「ホタルの一生」
40時間目
【今日の短歌】
音もせで おもひに燃ゆる 蛍こそ
なく虫よりも あはれなりけれ
源重之 後拾遺和歌集
【今日のことわざ】
鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす
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「ホタルを育てる会」の方々は
みなさん、優しくて
ホタルの光にふれていると
心が「穏やか」になるのだと思います。
当時は
子どもの会員がいなかったこともあり
大先輩方は、子ども達を
とてもかわいがってくださり、
たくさん貴重なことを教えていただきました。
ある年は
「放流会」が終わったあと
「上陸直前の幼虫」と「上陸セット」を
くださいました。
「家で観察してごらん」 と。
そのおかげで
「幼虫」は無事に上陸して
「サナギ」になり
「成虫」になるのを見届けることができました。
ちなみに
「成虫」はエサを食べません
水苔にとまり「水」を飲みます。
「観賞会」の後に
「ホタルをもって帰る?」
と、「成虫」をいただいた年もありました。
家の中で
あの「ホタルの光」を
ず~と、ながめていられる
なんという幸せ!
たま~に、夜中
サナギから羽化したてのホタルが
網のすき間から
逃げ出してることがありました。
彼らは光るので、すぐに見つかります。
そんな幸せなホタルとの「かくれんぼ」を
夏の夜、家の中で楽しんでいました。
ホタルが死んでしまったあと
水苔をよく見ると
「卵」がありました。
水苔を茶こしに入れて
水の中にいれておいたら
すごい数の赤ちゃん(幼虫)が誕生しました。
「幼虫」はいつも集まって固まってます(笑)
こうして、わが家の子ども達は
「育てる会」のみなさんのご厚意により、
「ほたるの一生」を観察することができました。
長男が小学校3年生の時の
夏休みの自由研究(抜粋)です。
1年かけて
育ててみたい方、興味がある方は
お近くの「ホタルを育てる会」を
検索してみてください。
私の住んでいる まちの
「ホタルを育てる会」は
みなさん、ボランティアです。
会費(年間1000円)と、
鑑賞会当日のみなさんからの募金で運営しています。
※私の所属している会の場合です。
子どもたちに
このような貴重な体験をさせてくださる
「ホタルを育てる会」のみなさんに
心から感謝をしています。
この「光」を
次の世代の子どもたちにも
ながめてもらえるように
これからも
私達にできることを
お手伝いをさせていただけたら
と、思っています♪