つれづれ学校

わくわくの その先へ!

ホタルをそだてよう③「ホタルの一生」

f:id:natokoyo40:20200622110356p:plain
40時間目
【今日の短歌】
音もせで おもひに燃ゆる 蛍こそ 
       なく虫よりも  あはれなりけれ 
           源重之  後拾遺和歌集
【今日のことわざ】
鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす

natokoyo40.hatenablog.jp
natokoyo40.hatenablog.jp


「ホタルを育てる会」の方々は

みなさん、優しくて

ホタルの光にふれていると

心が「穏やか」になるのだと思います。



当時は

子どもの会員がいなかったこともあり

大先輩方は、子ども達を

とてもかわいがってくださり、

たくさん貴重なことを教えていただきました。


ある年は

「放流会」が終わったあと

「上陸直前の幼虫」と「上陸セット」を

くださいました。

f:id:natokoyo40:20200622130824j:plain

「家で観察してごらん」 と。


そのおかげで

「幼虫」は無事に上陸して

「サナギ」になり

「成虫」になるのを見届けることができました。


ちなみに

「成虫」はエサを食べません

水苔にとまり「水」を飲みます。



「観賞会」の後に

「ホタルをもって帰る?」

と、「成虫」をいただいた年もありました。


家の中で

あの「ホタルの光」を

ず~と、ながめていられる

なんという幸せ!
f:id:natokoyo40:20200622130910j:plain


たま~に、夜中

サナギから羽化したてのホタルが

網のすき間から

逃げ出してることがありました。


彼らは光るので、すぐに見つかります。


そんな幸せなホタルとの「かくれんぼ」を

夏の夜、家の中で楽しんでいました。



ホタルが死んでしまったあと

水苔をよく見ると

「卵」がありました。
f:id:natokoyo40:20200622130943j:plain

水苔を茶こしに入れて

水の中にいれておいたら

すごい数の赤ちゃん(幼虫)が誕生しました。

「幼虫」はいつも集まって固まってます(笑)



こうして、わが家の子ども達は

「育てる会」のみなさんのご厚意により、

「ほたるの一生」を観察することができました。


長男が小学校3年生の時の

夏休みの自由研究(抜粋)です。
f:id:natokoyo40:20200623085351j:plain


1年かけて
育ててみたい方、興味がある方は
お近くの「ホタルを育てる会」を
検索してみてください。


私の住んでいる まちの

「ホタルを育てる会」は

みなさん、ボランティアです。

会費(年間1000円)と、

鑑賞会当日のみなさんからの募金で運営しています。

※私の所属している会の場合です。



子どもたちに

このような貴重な体験をさせてくださる

「ホタルを育てる会」のみなさんに

心から感謝をしています。

f:id:natokoyo40:20200622102834j:plain

この「光」を

次の世代の子どもたちにも

ながめてもらえるように


これからも

私達にできることを

お手伝いをさせていただけたら

と、思っています♪