150時間目
小学生最後の最大の大会
JFA全日本U-12サッカー選手権大会
春から秋にかけて
リーグ戦を行い(4種リーグ)
各ブロック3位までが県大会に進める。
埼玉県内では今年443チームが参加し
県大会に進めるのは168チーム
さすが埼玉県サッカー!
次男のチームも4種リーグを通過し
県大会へ。
次男が県大会に出場するのは3回目
2年ぶり
U-12埼玉県選手権大会は
1回戦、2回戦を突破し
3回戦へ
相手は
2年前の県大会の決勝戦
埼玉スタジアム(外グラウンド)で
1 - 5で大敗した格上のチーム
場所も
2年前のもう一つの県大会で
1回戦で負けた
苦い思い出のあるグラウンド
どこかに
「大敗しなければいい」
そんな思いがあった
結果は 0 - 1
負けたけれど、
ものすごい試合だった。
勝てたかもしれない。
最初から負けを予想していた自分を
悔やんだ。
勝負は何が起こるかわからない
帰りは、道の駅いちごの里よしみで
うどんといちごソフトを食べて帰ってきた。
帰り道の埼玉スタジアムでは
花火大会が開催されていた。
夜空にあがる
ドラえもん花火は
次男に
「がんばったね」
そう言ってくれているようだった。
長男が夏に引退したサッカー部は
夏のインターハイで全国優勝し、
この冬も全国優勝をめざしている。
去年の秋は
年末年始は
1日おきにスタジアムに通った。
選手だけでなく
選手を応援する
家族やチームメイトと出会い
支え続けるその姿を
とても 美しい と思った。
選手やプレイについて
勝ってなことを言う人がいる
だけど、
ひたすらに
勝つことだけを信じて
前に進む姿は
本当に本当に美しい。
おそれずに進んだ人だけが
見ることのできる「空」がある。
だけど
今年の高校サッカー選手権大会は
準々決勝で敗退してしまった。
「まさか」
今でも信じられない。
絶対に勝てると思っていたから
応援には行かなかった。
応援に行けばよかった。
選手たちに
ありがとう
を伝えたかった。
勝負は何が起こるかわからない
悔しくて悔しくて
次男の練習の帰り道
赤くひかる埼玉スタジアムを見たら
涙があふれた
絶対に絶対に
戻ってくるから!
たくさんの夢を見せてくれた
すべては
ここから始まった。
もう一度
始めよう!
私には見たい「空」がある