春のこころ
97時間目
3月は 好きになれないです
卒業式から ずっと
お別れの日が 続いています
今日 私も
たくさんの
大好きな人
大好きな場所と
お別れを してきました
もっと 一緒にいたい
もう少し 一緒にいてもよいかな
迷ったけど
すごく 迷ったけど
中学校の免許を持っていない
私には ここでは
本当にやりたいことは
できない
私は
私の道を 行くことに決めました
私を理解し、応援してくださって
本当に ありがとうございました
みなさんが
背中を押してくれたから
私は 歩き出せました
短い時間でしたが
一緒に過ごした時間が
どれほど
私を 勇気づけてくださっていたか
短い時間だと わかっていたから
好きになることを 躊躇していました
でも
学校が みんなの笑顔が
あたたかくて 優しくて
どうしようもなく 大好きで
どうしようもなく
別れが つらかったです
「世の中に たえて桜のなかりせば
春のこころは のどけからまし」
世の中に桜なんてなければよかったのに、いつ散ってしまうのかと気にもむ必要がなくなるから。そうすれば春を愛でる人の心も、のどかにいられるでしょう。
出会わなければ(咲かなければ)別れの(散りゆく)辛さを知らなくてすむけれど、別れがあることを知っていてもやっぱり、私は これからも
たくさんの人に
出会いたいです
いる場所は違っても
「こころざす場所」 は一緒です
保健室のがじゅまる
大階段の桜
お花見をした 校庭の桜
一緒に過ごした時間は
永遠に
私の中に あります
大切に していただいて
本当に ありがとうございました
「栄光」「不死」「不滅」「永遠」