つれづれ学校

わくわくの その先へ!

ラムネを作ろう!【重そうとクエン酸①】

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22時間目「重そう」を使って「ラムネ」を作り
二酸化炭素」が発生するか実験をします。
※必ず「食用」を使ってください。

中学生向けに
ちょっとだけ難しい話をします。

重そうの正体は
「炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)」です。

重そうは
・炭酸ナトリウム(Na2CO3)
二酸化炭素(CO2)
・水(H2O)
で、できています。

※アルファベットの後ろの数字を
小さく書きたかったのですが、
ここでは文字サイズが選べず無理でした。
覚えるときは教科書などで
必ず確認してくださいね。


「炭酸水素ナトリウム」と「クエン酸」を
「水」の中でまぜると中和反応をおこして
二酸化炭素」が発生します。
炭酸ガス」とも言います。

炭酸水は
「重そう」+「クエン酸」+「水」
で、できます。

「ラムネ」はその反応を使って
粉砂糖と合わせてできています。

つくった「ラムネ」は
少しだけ、しゅわっとしていました。

※袋の中でまぜるときにスプレーした水が
多すぎて反応してしまったのかもしれません。

あと「食紅」を使いなれないので、
少し入れたつもりが
すごい色になってしまいました(涙涙涙)。

「食紅」は使わなくてもよいと思います。


休校中の中学生の長男の
化学の宿題をみて

自力で勉強するのは大変だなぁ・・・と
気の毒に思いました。

なので
なんとか分かりやすくできないかなぁ
と、昔を思い出しながら
がんばって勉強しました(笑)

自分が中学で「化学」が苦手になった
理由もよくわかりました!

大人になって勉強してみると
生活体験と重ねあわせて
「なるほど」と思えることもあるので
体験が必要だなぁ・・・と思います。

生活の中では
化学反応を利用していることが多いです。
それを体験し、理解しておくと

理科(小学生)⇒科学(中学生)

に、なったときに
「化学」も理解しやすいんじゃないかな?
(私が文系なので。すぐに理解できる子ももちろんいます♪)

中学2年生以上のお子さまは
「化学反応式」なども覚えなくてはなりませんが、

それ以下のお子さまは

「重そう」と「クエン酸」をまぜて
「水」の中で反応させたら
「しゅわしゅわ」するんだ!

ラムネの「しゅわしゅわ」は
「重そう」と「クエン酸」が「水」とまざって
二酸化炭素(炭酸ガス)」
が発生するからなんだ!

と、いうことを知っていると
中学生になったときに
もう少し、すんなりと
「化学」の世界に
入れるんじゃないかなぁ
と、思います。


今回の実験では
「しゅわしゅわ」感が少し薄いので
今後いくつか「炭酸水素ナトリウム(重そう)」
を使って、おうちでできる
「楽しい&おいしい」実験をします。

少しでも、お子さまの「化学」の学習の
お役にたてれば、うれしいです♪