つれづれ学校

わくわくの その先へ!

どらやきを焼こう!【重そうの熱分解②】

#今週のお題 おうち時間の過ごし方
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27時間目
natokoyo40.hatenablog.jp

重そうの熱分解「どら焼き編」
ホットケーキやマフィンなど
生地を「ふくらます」お菓子には
「ベーキングパウダー」を使用しますが
「どら焼き」には「重そう」が適しています。

「ベーキングパウダー」の成分は
「重そう」ですが、
それ以外の成分(酸など)も含まれていて
「水」で反応してしまいます。
※詳しくは「重そうとクエン酸」で


「重そう」は「熱」を加えないと
「水」だけでは反応しません。
なので、生地を寝かせられ、
しっとりとしあげることができます。


確かに「どら焼き」は
ホートケーキよりも
しっとりとしていて、
焼いたときの気泡の大きさも大きいです。

ここが、二酸化炭素の確認チャンスです。

学生向けに↓
「重そうの熱分解」
NaHCO3⇒Na2CO3 + CO2 + H2O

炭酸ナトリウム⇒Na2CO3
二酸化炭素⇒CO2
水⇒H2O
※詳しくは「重そうの熱分解①」で

「はちみつ」と「みりん」を使うと
焦げやすくなります。
「どら焼き」には「みりん」をつかい
わざと焦げた色を出しているんですね。

これも「科学」なので
楽しく説明できないか考え中です。


手づくり「どら焼き」
本当においしかったです。

子ども達は
二酸化炭素のわくわくよりも
「おいしそう~」「いいにおい」「おいしい~」
で、目が輝いていました。

今回は
理科実験としてでなく
母として
「よし、成功♪」

で、いっか♪
(どら焼きは焦げすぎたけど)

今日で休校は終わりますが、
まだまだ、おうちでできる実験(教材)が
たくさんできてるので
今後も紹介させていただきます。
(毎日ではありませんが)

人間には、どんな状況でも
わくわくする気持ちを生み出す力が
備わってます。

みんなのわくわくで
この世の中をよい方向へ変えていけますように♪

お読みくださる方がいてくださったから
ここまで続けることができました。
本当にありがとうございます!