夏休みのお悩み 自由研究&レポートのすすめ方
55時間目
1学期を終えた子どもたちが
「あゆみ(通知表)」と「夏休みの宿題」を持ち帰ってきました。
次男(小2)の宿題は、プリントや絵、歯磨きカレンダーなど、ほほえましいです♪
ほほえましくないのは、長男の方
どんな課題があるのか、はっきり教えてくれない
長男(中2)曰く
「夏休みの自由研究(レポート)は希望者のみ(だからやらなくてよい)」
先生からの
「希望者」「できる人はやってね」「自学(自由学習)」「自由」
これ、気をつけてくださいね。
これをやるかやらないかによって
通知表の各教科の一番上の段(関心・意欲・態度)の評価が決まります。
やらなくても良いって言われたからラッキー♪
と、思ってはだめですよ~
先生からの「お試し」です。
テストで点が取れなくても
恥ずかしくて授業中に手を挙げられなくても
作ることや運動が苦手でも
「やらなくてもよい」ことをきちんとやっている子
の評価は高いです。
特に
【関心・意欲・態度】は数値として目に見えにくいので、提出物を「出した」「出してない」という証拠(笑)は大きいです。
やれば、良くなるのだから、ここ(関心・意欲・態度)の評価を悪くするのは、もったいないですよ。
もちろん、学校からハッキリと
「自由研究はやらないで」
と、言われていれば、やらなくても大丈夫です(笑)
(それでも、やれば先生からの評価はアップします)
先生のワナ(笑)に、まんまとひっかかっている長男の発言により、
前書きが長くなってしまいました。
今回は、
その【自由研究(レポート)】についてまとめたいと思います♪
自由研究の方法
大きく分けると自由研究の方法は6つあります。
1. 実験をする
2. 観察をする
3. 集める(採集)
4. 取材する
5. 調べる
6. 作る(工作・料理)
年齢があがるにしたがって、
「観察して」発見したことを「調べる」などと
組み合わせることも多くなります。
うちの子どもの小学校は、テーマやまとめ方が指定されていて、そこから選べばいいので、楽ですが
たいていは【自由研究】を提出と、言われるだけなので、困ってしまいますよね。
自由研究のすすめ方
なんとな~く、イメージができたら、始めましょう♪
1. テーマを決めよう
2. 方法(実験・観察・・・作るなど)を選ぼう
3. まとめよう
1. テーマを決めよう
自由研究は、好きなことを自由にやるものなので、
正解はありません。
これが好き もっと知りたい やってみたい
楽しんでやれるものをやりましょう。
2. 方法を選ぼう
やりたいテーマから、方法を選んでもいいし、
観察したい 取材したい 作りたい
という方法から、それにあったテーマを決めてもいいですね。
3. まとめよう
まとめ方はいろいろあります。
レポート用紙・新聞・パンフレット・模造紙・・・
自分がやりやすい、まとめ方で良いですが、
「わかりやすいな!」「なるほど!」と思ってもらえるように、見る人のことを考えて「まとめ方」を選ぶとよいですね。
自由研究をまとめるときに必ず書くことがあります。
①研究の動機
「なぜこの自由研究を選んだのか」
②研究の目的
「知りたいことは何か」
③研究の進め方
「どのように進めるのか」
④研究の結果
「わかったこと」
⑤考察・反省
「考えたことやこうすれば良かったこと」
⑥使った資料の名前
まとめ方については
言葉では、わかりにくいので、
模造紙にまとめたものを
例えとして掲載させていただきますね。
【ほたるのヒミツ】3年生
動機 : 知りたい
方法 : 観察する・調べる
まとめ方 : 模造紙 手書き
【最強の橋をつくろう】4年生
動機 : 作りたい
方法 : 取材する・作る・実験する
まとめ方 : 模造紙 手書き
【音ってなぁに?】5年生
動機 : ふしぎだな・知りたい
方法 : 作る・実験する・取材する
まとめ方 : 模造紙 手書き パソコン
【太陽熱の特徴や働き】6年生
動機 : 生活をよりよくしたい
方法 : 作る・実験する
まとめ方 : 模造紙 パソコン
年齢が上がるにしたがって
「研究の目的」「調べようと思ったわけ」などの言葉や、まとめ方も変化させていってくださいね。
自由研究は途中、
うまくいかなくなる(失敗する)ことがあります。
たくさん失敗してくださいね♪
失敗したら、
次はどうしたらよいかを考えましょう♪
それが【 (自由) 研究 】です。
他の方法を見つけ出せた!
その経験が自信につながります。
最終的にダメだったことがわかった!
それがわかったことが成功です。
それをまとめましょう
答えは、1つでなくていいんです♪
答えは、たくさんあるんです♪
答えが、「ない」ことも答えなんです♪
失敗してもよいんだ!
道はたくさんあるんだ!
この経験が、必ず役にたちます。
ちょっとでも、みなさんの自由研究の「お手伝い」ができたら、うれしいです。
最後に・・・
今回のテーマは
子どもたちのために書かせていただきましたが、
こうして自由研究について改めて考えてみると
この「つれづれ学校」(ブログ)は私の【自由研究】なんだと気がづきました。
コロナ休校中に友達から
「子どものために授業をしてほしい」
と言われたのが、この「つれづれ学校」のはじまりでした。
今では、すてきなブログをかかれているみなさんにまで読んでいただき、
まだまだ恥ずかしく
自分では納得のいっていない内容ばかりですが、
読んでくださっている みなさんは、
「それでもいいよ」と言ってくださっている
そんな優しさや温かさを感じるから
こうして続けることができ、
たくさんのことを、学ばせていただいています。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。