【お金の学習(算数)】100均材料で知育玩具をつくってみました。
106時間目
新学習指導要領(小学校)では
「金銭教育」「消費者教育」が社会科、家庭科、道徳に加わりました。
現金を持たなくてもよい便利な社会になりましたが、現金を知らない(金銭感覚のない)子ども達が、正しくお金の管理をしながら生活していけるのだろうか?と心配。
教室でも
子ども 「先生、車がほしいの?」
私 「そうだね。新しい車がほしいんだけどね。お金がないのよ。」
子ども 「イオンカードで買えばいいよ」
カードがあれば何でも買えると思っているようです。
お金に興味をもってもらいたくて
授業中や休み時間に
机の上でできる
「おみせやさんごっこ」セットを
つくってみました。
100均で見つけた
リアルなシールブックは
とても おいしそうです!
ながめているだけでわくわくします。
これを使って
「ご飯屋さんをひらこう!」
一冊で
「和食やさん」「洋食やさん」「カフェ」のメニューが出来ました。
細かいものはすぐにどこかへいってしまいます。お金もくっつくようにしたいのでCan・do(100均)で見つけた、マグネットを購入。
残念なことに、このマグネット
⚫100円10円1円玉の数が少なくて、1セットだと両替の学習ができない。
⚫お札が実物とかけ離れすぎて子どもはイメージがつかない。(「遊び」ならよいのですが「学習」なので)
お札は家で子どもが使っていた、子ども銀行のおもちゃ(ダイソー)にマグネットシートをつけて使用。
私が教材を作っている間
おいしそうなシールに
興味津々の うちの子ども達。
教室にもっていく前に
わが家で遊びました。
家庭科を学んだ中3の長男は
ちゃんと栄養を考えて選んでました。
小3の次男は
食べたいものばかり選んでる。
「牛丼とおにぎりのセットは買わないでしょ。」
「そばと天ぷらを合わせたら550円だ。セットにする時は50円引きにしない?」
などと会話しながら
楽しく遊びました。
教室でも
このような体験を繰り返しながら
お金の学習をしたいと思います。
【数の分解(算数)】100均材料で知育玩具をつくってみました。
105時間目
小学校にはいり
数の概念を理解するのが苦手な子が
最初につまづくのが
【数の合成と分解】
です。
学校に入学して
わくわくしている1年生に
算数が苦手だ
と思わせないようにしたい!
前回、数の集合体で
転がって大変だったため
残念なことに却下された「ビーズ」
これが大活躍!
最初、テグスでつなげてみましたが、テグスは反発していうことを聞いてくれません。
家にあった「レース編みの糸」が使いやすかったです。(両端は玉どめを何回もして止めます。)
同じ色で10になるようにしておくと
今後の学習でも使いやすいです。
さて「数の分解(いくつといくつ)」の学習
最初
算数セットのブロックを使って
学習しましたが
わかりづらいようでした。
こちらのビーズを使ったら
1回で理解でき、ビーズを使いながら自分で問題を最後まで解くことができました。
「数の分解」は今後
足し算、引き算の学習で必要です。
なかなか理解できないお子さんは
このような具体物を使って
「数の分解」をたくさんやってみると、
よいと思います。
【数の集合体(算数)】100均材料で知育玩具をつくってみました。
104時間目
算数の第1歩は
【数を数える】こと。
数の概念を身につけるには
具体物を使うのがいちばんです。
昔はひたすら
「大豆の数を数える」なんてことをやってました。
でも、大豆を数えても
テンションは上がらない。
今はありがたいことに
100均があります。
せっかくなので
テンションが上がる教材になりそうなものを探してみました。
(注)個別支援だからできることです。40人学級だったら小豆です。
ダイソーで見つけたこのビーズ
とても、かわいいです。
クラッシュした感じと
製氷皿の組み合わせが
蒸し暑い教室を
涼しげにしてくれます。
このfit感がたまらない。
「シンデレラfit」!
(※ガラスの靴がピッタリ合うからできた言葉)
フタをしたらこぼれないのもうれしい!
子ども達は逆さまにしてももとにどもる感じが楽しくて、カシャ、カシャと遊んでました。
遊び方はこんな感じ
つかむものは
最初、薬味用のものを使いましたが、「ピンセット」がつかみやすいです。
ピンセットが難しい場合は手でもよいです。
指先の訓練にもなります。
このビーズ
残念なのは
転がってしまうこと。
教室が大変なことに。
そこで改良型がこちら
涼しげではないけれど
かわいいモフモフで
こちらも
気に入ってました。
(あとで見つけたダイソーのもの方がセリアよりコスパがよかったです。)
『数あるモノを見ると数えてしまう』
その習慣をつけることが
算数の第一歩
子ども達は
そこから
数の法則を見つけていきます。