つれづれ学校

わくわくの その先へ!

【お金の学習(算数)】100均材料で知育玩具をつくってみました。

106時間目

新学習指導要領(小学校)では

「金銭教育」「消費者教育」が社会科、家庭科、道徳に加わりました。

現金を持たなくてもよい便利な社会になりましたが、現金を知らない(金銭感覚のない)子ども達が、正しくお金の管理をしながら生活していけるのだろうか?と心配。

 

教室でも

子ども 「先生、車がほしいの?」

私  「そうだね。新しい車がほしいんだけどね。お金がないのよ。」

子ども 「イオンカードで買えばいいよ」

 

カードがあれば何でも買えると思っているようです。

 

お金に興味をもってもらいたくて

授業中や休み時間に

机の上でできる

「おみせやさんごっこ」セットを

つくってみました。

 

100均で見つけた

リアルなシールブックは

とても おいしそうです!

ながめているだけでわくわくします。

 

これを使って

「ご飯屋さんをひらこう!」

f:id:natokoyo40:20210610202741j:image

一冊で

「和食やさん」「洋食やさん」「カフェ」のメニューが出来ました。

f:id:natokoyo40:20210610202856j:image

細かいものはすぐにどこかへいってしまいます。お金もくっつくようにしたいのでCan・do(100均)で見つけた、マグネットを購入。


f:id:natokoyo40:20210616173315j:image

残念なことに、このマグネット

⚫100円10円1円玉の数が少なくて、1セットだと両替の学習ができない。

 

⚫お札が実物とかけ離れすぎて子どもはイメージがつかない。(「遊び」ならよいのですが「学習」なので)

 

お札は家で子どもが使っていた、子ども銀行のおもちゃ(ダイソー)にマグネットシートをつけて使用。

 

私が教材を作っている間

おいしそうなシールに

興味津々の うちの子ども達。

 

教室にもっていく前に

わが家で遊びました。


f:id:natokoyo40:20210613082430j:image

家庭科を学んだ中3の長男は

ちゃんと栄養を考えて選んでました。

 

小3の次男は

食べたいものばかり選んでる。

 

「牛丼とおにぎりのセットは買わないでしょ。」

「そばと天ぷらを合わせたら550円だ。セットにする時は50円引きにしない?」

 

などと会話しながら

楽しく遊びました。

 

教室でも

このような体験を繰り返しながら

お金の学習をしたいと思います。

 

 

 

 

【数の分解(算数)】100均材料で知育玩具をつくってみました。

105時間目

小学校にはいり

数の概念を理解するのが苦手な子が

最初につまづくのが

【数の合成と分解】

です。

 

学校に入学して

わくわくしている1年生に

 

算数が苦手だ

 

と思わせないようにしたい!

 

 

前回、数の集合体で

転がって大変だったため

残念なことに却下された「ビーズ」

 

natokoyo40.hatenablog.jp

 

これが大活躍!

f:id:natokoyo40:20210612115609j:image

最初、テグスでつなげてみましたが、テグスは反発していうことを聞いてくれません。

 

家にあった「レース編みの糸」が使いやすかったです。(両端は玉どめを何回もして止めます。)


f:id:natokoyo40:20210612115727j:image

同じ色で10になるようにしておくと

今後の学習でも使いやすいです。

 

さて「数の分解(いくつといくつ)」の学習

 

最初

算数セットのブロックを使って

学習しましたが

わかりづらいようでした。

 

こちらのビーズを使ったら

f:id:natokoyo40:20210612115638j:image

1回で理解でき、ビーズを使いながら自分で問題を最後まで解くことができました。

 

「数の分解」は今後

足し算、引き算の学習で必要です。

 

なかなか理解できないお子さんは

このような具体物を使って

「数の分解」をたくさんやってみると、

よいと思います。

 

 

 

【数の集合体(算数)】100均材料で知育玩具をつくってみました。

104時間目

算数の第1歩は

【数を数える】こと。

数の概念を身につけるには
具体物を使うのがいちばんです。

昔はひたすら
「大豆の数を数える」なんてことをやってました。


でも、大豆を数えても
テンションは上がらない。

今はありがたいことに
100均があります。

せっかくなので
テンションが上がる教材になりそうなものを探してみました。

(注)個別支援だからできることです。40人学級だったら小豆です。 

f:id:natokoyo40:20210612175247j:plain


ダイソーで見つけたこのビーズ
とても、かわいいです。

クラッシュした感じと
製氷皿の組み合わせが
蒸し暑い教室を
涼しげにしてくれます。


f:id:natokoyo40:20210612175354j:plain


このfit感がたまらない。
「シンデレラfit」!
(※ガラスの靴がピッタリ合うからできた言葉)

フタをしたらこぼれないのもうれしい!


f:id:natokoyo40:20210612175428j:plain


子ども達は逆さまにしてももとにどもる感じが楽しくて、カシャ、カシャと遊んでました。


遊び方はこんな感じ

f:id:natokoyo40:20210612175558j:plain


つかむものは
最初、薬味用のものを使いましたが、「ピンセット」がつかみやすいです。
ピンセットが難しい場合は手でもよいです。

指先の訓練にもなります。


このビーズ
残念なのは
転がってしまうこと。

教室が大変なことに。


そこで改良型がこちら

f:id:natokoyo40:20210612175724j:plain

涼しげではないけれど
かわいいモフモフで
こちらも
気に入ってました。
(あとで見つけたダイソーのもの方がセリアよりコスパがよかったです。)

『数あるモノを見ると数えてしまう』

その習慣をつけることが

算数の第一歩

子ども達は
そこから
数の法則を見つけていきます。