【青いゼリー】をつくりたい♪①
↑ 6月下旬から7月上旬撮影
「下書き」していたのですが、調べたり、野菜を料理したり、実験をしていたら、どんどん季節が進んでました(焦)
梅雨明けする前に投稿しなくては。
いろいろと追いつけていません(笑)
「自然」を意識しながら生活するって、
忙しいんですね。
50時間目
「紫陽花(あじさい)」の花の色は、
その土壌の性質によって変わるそうです。
アジサイにも、
ムラサキキャベツやアカジソのように
「アントシアニン」が含まれています。
アジサイの花の色は
土壌が酸性だと⇒青
アルカリ性だと⇒ピンクになります。
リトマス紙は
酸性⇒ピンク
アルカリ性⇒青
なので、逆なんですね(驚)
先日、赤じそゼリーで「紫陽花」を作りました。
【紫】の綺麗なゼリーができました。
クエン酸を入れて【ピンク】もできました。
でも、
【青】の紫陽花は、できませんでした。
涼しげな、青いゼリーは
食用色素(青色1号)や
かき氷のブルーハワイ(ブルーキュラソー)⇒青色1号を使っています。
できたら
食用色素は使わずに
天然の色素で
【青いゼリー】を作ってみたい!
1、これまでわかっていること
「煮出し&塩もみ赤ジソ水溶液」に「重曹」を加えると【緑】に変化し【青】にはならない。
「煮出しムラサキキャベツ(塩あり&塩なし)」は【青い】水溶液はできたけれど、ゼラチンを入ると、どちらも【薄むらさき】に変化した。
しかも、塩ありはゼラチンでは固まらない。
これは、これで紫陽花らしいキレイなゼリーができたのですが・・・
【青い】ゼリーはできなかったです。
④と⑥の「塩あり」は固まってません。
う~ん
「ゼラチン」にも何かひみつがありそうです!
ここまでやって、ふと
「ムラサキキャベツゼリー(塩味)」
「アカジソゼリー(塩味)」
って、食べたいかな???
と・・・(笑)
紫もピンクも、薄い色の方が見ためはきれいです。
でも、薄くすると赤ジソの味がしなくなります。
うす~いシソ味のゼリー・・・
「映え」をとるか?「味」をとるか?
写真(映え)は、ごまかせるけど、
わが子たちの舌(味)はごまかせない!
【青い】【美味しい】ゼリーをつくりたい!
2、これからやってみたいこと
自然の色素をもつ植物で
【青い(美味しい)ゼリー】ができるか調べてみたい!
・ムラサキキャベツ × (できない)
・アカジソ × (できない)
・アジサイ × (食べ物でない)
・ブルーベリー
・アサガオ × (食べ物でない)
・バタフラアタピー(ハーブ)
・マロウブルー(ハーブ)
それにしても
こんなに長く「アントシアニン」について
考えるなんて思わなかった!
ほかにも「青」について
【わかったこと!】
自然界の動物で「青」の色素を持つ
甲殻類(カニやエビなど)と軟体生物(タコなど)は
血液に「ヘモシアニン(銅(青))」がふくまれて、青い「ヘモシアニン」はカニやエビの敵である脊椎動物にとっては「毒の色」なんだとか。
人間の血液は「ヘモグロビン」が含まれていて「鉄」で「赤」すね。それと同じだそうです。
確かに、甘エビの卵は青いです!
カニやエビやタコは、青くなることで、敵に食べられないようにしてるんですね。
すごいなぁ!
ダイエットには食欲を減退させる「青」がよいといいますが、人間にもそんな記憶(青=毒)がどこかに残っているからなんでしょうか。