つれづれ学校

わくわくの その先へ!

【ジオボード】110円で脳を活性化


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109時間目

【ジオボード】は

視覚情報を瞬時に正確に認知し、物の位置や向きなどの空間の状態を把握する「視空間認知」を、遊びながらトレーニングすることができる玩具です。

欧米では教育現場で教材として活用されています。

 

【視空間認知能力】を高めると

・絵や図を上手に描けるようになる

・情報処理能力が高まる

・スポーツが得意になる

・危険回避能力が身につく

など

様々なメリットがあるため

子どもにつけさせたい能力として

注目されています。

 

そんな【ジオボード】

100均でも販売されていて、

手軽に遊ぶことができます。

 

訳あってゲーム禁止日の次男(小3)。

暇そうだったので

ジオボードを渡したら、

夢中になりました。

 

最初の写真のようにお手本通りのものや

 

漢字ドリルで調べながら

漢字を書き順で色分けしたものも

↓作っていました。

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想像力、創造力がかき立てられ、

ゲームにはない脳への刺激があったのでしょう。

 

手指は【第2の脳】といわれ

物を持ったり動かしたりする「運動分野」と、物を触って情報を得る「感覚分野」の2つの役割があり、この2つの役割を同時に行うことが脳を活性化させると言われています。

 

スマホやゲーム機を

タッチする

スワイプする

などの日常的な動きでは

指先から脳への刺激はおこりません。

 

指先を使う玩具に

夢中になっている次男を見て

 

今年の夏休みは

子どもとたくさん

指先を使って 遊ぼう

と 思いました。

 

 

 

 

 

 

【100目そろばんの使い方(算数)】100均材料で作った知育玩具

108時間目

先日つくった

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【100目そろばん】の使い方です。

(↑を2つ作ると100目になります)

 

まずは、基本

・数をかぞえる

・「加法 (たしざん)」

・「減法 (ひきざん)」

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自分で作った愛着のある【手作りそろばん】で、「たし算」「ひき算」を遊びながら理解することができます。

 

つぎに

・くり上がりのある「たし算」

・くり下がりのある「ひき算」

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小学校に入学したてのママ友達から

よく

さくらんぼ計算って何?私たちの子どもの時には、なかったよね?」

と、聞かれます。


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さくらんぼ計算」は

くり上がりやくり下がりのある計算するための【手段の1つ】です。

教科書には

さくらんぼ計算」という言葉はないのですが、この形から「さくらんぼ計算」とよばれるようになりました。

「数の合成と分解(さくらんぼ)」が理解できれば「くり上がり」や「くり下がり」の計算はできます。

そのため、小学校算数では「数の合成と分解」を大切にしています。

 

・「かけ算」

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子ども達はよく

「九九が言えるから、かけ算はできるよ。」

と言います。

 

小学校算数では

「かけ算 = 九九が言えればOK」

ではないです。

 

「かけ算の式のもつ意味」を

理解していることが大切です。

 

 

 

新しい職場になり3ヶ月がたちました。

 

3年くらい たったような気がします。

目の前のことしか見てなかったなぁ 笑

 

少しでもわかりやすい授業がしたくて

いろいろな手作り知育玩具を

作ってみましたが、まだまだ試行段階です。

 

子ども達はひとりひとり違います。

 

「教える」ということは

うまくいくときもありますが

うまくいかないことの方が 

たくさんです。

 

うまくいくことも大切だけど

ひとりひとりと向き合いながら、

 

試行錯誤していることが 

正解 なのかな。

 

と、思っています。

 

うまくいっても

いかなくても

 

子ども達は

私は 私でいいんだ と

毎日 教えてくれます。

【100目そろばん(算数)】100均材料で知育玩具をつくってみました。

107時間目

数の概念が理解できていなかったり、

計算が苦手だったり、

小さなお子さんには、

【具体物】を使って実際に数を目でみて、数を体験する時間をたくさんつくるとよいです。

 

「数字」は抽象的なので、「数字」だけで数詞や数量を理解することは、大人には簡単なことですが、数量を理解していない子どもにとっては難しいことです。

 

【100目そろばん】は

そんな数の概念を理解するのに役に立ちます。

 

市販のものは

値段が高いし、大きくて

実際に教室の机の上で使うと

ノートや教科書がおけません。

 

もっと、

安くて、軽くて、持ち運びしやすい

(できれば かわいい 笑)

【携帯用100目そろばん】があればなぁ。

と思い、作ってみることにしました。


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「竹ひごを切る」 「糸ノコで溝を作る」

以外は、小さなお子さんでもできます。

竹ひごに10づつ通すという、組み立ての作業から、お子さんと一緒にするとさらによいと思います。


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【50目そろばん】が完成

このビーズと竹ひごが

緩すぎず、きつすぎず

シンデレラfit (喜)

 

【100目そろばん】を作る場合は

トレイを縦にして増やすか、

【50目そろばん】をもう1つ作成します。

 

この【100目そろばん】があれば

数の合成、分解

たし算、ひき算

くり上がり、くり下がり

かけ算

 

いろんな計算を

目でみて、体で学べます。

 

数量を把握できていない子は

指をつかって「たし算」をすることがあります。指も手段の1つですが、指は10までしかありません。

そのまま進むと

次の「くり上がり」や「くり下がり」のある計算で「???」と。

 

そうならないためには

「いくつといくつ」のような

「数の合成と分解」ができている必要があります。

 

【100目そろばん(具体物)】を使えば

数の合成、分解、くり上がりやくり下がりを何度もくり返すうちに、数になれ、自然と数の概念を理解していきます。

 

そんな

算数のおたすけグッズが

330円 +うちにあった竹ひご

で、簡単にできたので 大満足です。